ここが知りたい健康情報   「頭痛の特徴」
頭痛の特徴
 病院に行くきっかけはたいてい痛みです。痛みは身体が発している悲鳴です。痛みが起きたとき、それが少し様子をみていてもいい痛みなのか、緊急で病院に駆け込むべき痛みなのかの判断はなかなか難しいものです。頭痛は頭それ自体の病変だったり、何らかの病の1症状として現れるなどさまざまで不安になることも多いと思われます。痛みだけで病名を見分けることはもちろん簡単ではありません。しかし、痛みにはそれなりの特徴があることも多く、こんな痛みならこんな病気かもしれないということが分かれば少しは参考になるのではと思い書かせていただきました。

ずきずきする痛み 心臓の拍動のどきどきと一緒に痛む場合には偏頭痛を疑います。偏頭痛は女性に多く、何度も繰り返すと、もうすぐ頭痛が起きるのではないかとわかるようになります。目の前がキラキラしたり、吐き気が起きることもあります。
締め付けられるような頭の痛み 筋緊張性頭痛が考えられます。もっとも頻繁に診られる頭痛で、鍼やマッサージが効果を発揮します。当院での頭痛の治療はほとんどがこの筋緊張性頭痛です。首や肩の凝り、疲労の蓄積で起こることが多く、めまいや憂鬱感をともなうこともあります。
今まで経験したことのないハンマーで殴られたときのような強い痛み くも膜下出血が疑われます。もちろん緊急で病院に行く必要があります。
毎日決まった時間に起きる頭痛 群発性頭痛が考えられます。群発性頭痛は20歳から40歳の男性に多く、突然激しい頭痛が2時間ほど続きます。これは時間は短いのですが始まると数日から数週間続くのが特徴です。随伴症状として眼の充血や鼻づまりを伴うこともあります。
頭の後ろが針で刺されるように痛む 後頭神経痛が考えられます。針で刺されるような鋭い痛みが特徴です。この頭痛も鍼が効果を発揮します。
後頭部の重いような痛み 変形性頚椎症が考えられます。首の骨が年齢と共に変形してくることで起こります。首から肩の凝り、手の痛みやしびれが現れることが多いのですが、後頭部の痛みが先に起きることもあります。当院にも変形性頚椎症の患者さんは頻繁に訪れます。鍼灸が効果を発揮します。
アイスクリームを食べると起きる頭の痛み これはアイスクリーム頭痛とりっぱな名前がついています。喉の奥にある舌咽神経が刺激されて起こるもので、アイスクリームだけではなく、カキ氷や冷たいジュースでも起こることがあります。
せんべいなどを噛むと頭がしびれる 硬いものを噛むと痛みやしびれが起こるもので、定型的顔面痛と呼ばれます。
中華料理を食べると起こる頭痛 中華飯店症候群と言います。中華料理に多量に使われるグルタミン酸の影響と言われています。
お酒を飲むと起こる頭痛 これはアルコールによる偏頭痛です。他に、赤ワイン・チョコレート・ピーナッツ・ヨーグルトでも起こることがあります。
降圧剤で起こる頭痛 血圧を下げる薬には血管を広げる作用があります。そのために顔がほてったり頭痛が起きることもあります。
月経前や生理中に頭痛がひどくなる 月経前困難症です。このような症状には鍼灸が効果を発揮します。
頭痛がしてものが2重に見えるようになった 眼筋麻痺性偏頭痛と考えられます。眼筋の神経が圧迫されて起こります。
頭痛とともに少しボケたような症状が現れる 慢性硬膜下血腫を疑います。左右どちらかの手足が思うように動かなくなることもあります。
熱が出て朦朧として頭痛を訴える 脳髄膜炎を疑います。
突然頭痛・動機・発汗し血圧が上がる 褐色細胞腫を疑います。これは、お腹にできる腫瘍のせいでアドレナリンが多くなったことで急激に血圧が上がることが原因です。
突然頭痛がして痙攣を起こし意識がなくなった 高血圧性脳症を疑います。これは急に血圧が上がることで起こります。最高血圧が200mmhgというようにかなり高い数値を示します。
頭痛とともに手足がしびれる 脳卒中による頭痛を疑います。すぐに医療機関を受診しなければいけません。また、麻痺性偏頭痛というものもあります。これは偏頭痛に麻痺が伴うものですがきちんと診断してもらうことが大切です。

 頭痛はいろいろな病気の随伴症状として現れます。かぜやインフルエンザ、アレルギー性鼻炎や寝不足、そして慢性疲労やうつ病でも起こります。しかし、いつもの頭痛とは明らかに異質だと感じたときには速やかに医療機関を受診してください。その素早い判断があなたの命を救うことになるでしょう。

ここが知りたい健康情報へ

ホームへ


Copyright (c) 2003 高原治療院 All rights reserved.
inserted by FC2 system