ここが知りたい健康情報   「頭痛もち」
頭痛もち

 日本人の3人に1人は頭痛もちだともいわれます。そして、その頭痛が何に起因するかなど確かめずに市販の頭痛薬を飲んでいる人がほとんどだと思います。しかししょっちゅう頭が痛くなるのに頭痛薬でその場しのぎをしていていいのでしょうか?
  風邪やその他の病気の1症状として、二日酔いや徹夜のとき、そして勉強やパソコンなどで目が疲れたときなど、誰もが日常的に頭痛を経験しています。また、仕事や家庭のトラブルなどの精神的ストレスでも頭痛は起こります。

頭痛もちの頭痛は普通3種類に分けられます
,困ずきする痛み
 心臓の拍動のどきどきと一緒に痛む場合には偏頭痛を疑います。偏頭痛は女性に多く、何度も繰り返すと、もうすぐ頭痛が起きるのではないかとわかるようになります。目の前がキラキラしたり、吐き気が起きることもあります。
締め付けられるような頭の痛み
 筋緊張性頭痛が考えられます。もっとも頻繁に診られる頭痛で、鍼やマッサージが効果を発揮します。当院での頭痛の治療はほとんどがこの筋緊張性頭痛です。首や肩の凝り、疲労の蓄積で起こることが多く、めまいや憂鬱感をともなうこともあります。
K萋決まった時間に起きる頭痛
 群発性頭痛が考えられます。群発性頭痛は20歳から40歳の男性に多く、突然激しい頭痛が2時間ほど続きます。これは時間は短いのですが始まると数日から数週間続くのが特徴です。随伴症状として眼の充血や鼻づまりを伴うこともあります。
ぬ物乱用頭痛
 ひどい頭痛を経験すると、頭痛発作への不安から鎮痛薬を予防的に服用するようになり、飲む回数や量が増えていきます。すると次第に、脳が痛みに敏感になり、頭痛の回数が増え、薬も効きにくくなってくるという悪循環に陥ってしまうのです。

 ここまで読んで「えっ!薬物乱用頭痛?」とびっくりした人もいるかもしれません。そうなんです。頭痛を抑えようと飲んでいるはずの薬で頭痛が起きてしまうのです。しかも、頭痛薬が効きにくくなったと感じている人もいることでしょう。テレビのCMなどで盛んに唱えられている「身体に優しい頭痛薬」というのは「身体に危ない頭痛薬」だったのです。
 薬物乱用頭痛にならないためにも、次のようなことを心がけましょう。
・頭痛薬の使用は服用回数を守りましょう。月に10日以内が原則です。
・市販の鎮痛薬を予防的に飲むのは避け、主成分が単一の鎮痛薬を選びましょう。
 主成分が複数配合されているものやカフェイン(無水カフェインもしくはカフェイン水和物)が含まれているものには注意しましょう。

頭痛もちには鍼灸治療が効果的です
 片頭痛や群発頭痛に対しては、疼痛領域を支配している知覚神経の中枢に治療点を見つけ、痛みを取り去るために直接刺鍼します。
 筋緊張型頭痛の患者さんは首から肩にかけてかなり強い筋肉の緊張が見られます。「肩こり」の人がこのタイプの頭痛に見舞われるわけです。つまり、頭痛の80%は鍼やマッサージで治療できるということです。このタイプの人はストレスに弱いことが多く、全身のだるさや胃弱を伴うこともあります。首や肩への治療と共に、脈診による全身治療により自律神経のバランスを調整するなど総合的な治療が必要になります。
 筋緊張型頭痛の人は交感神経緊張状態のことが多く、全身の血管が収縮して手足が冷えています。有酸素運動などを取り入れることで全身の血液循環が良くなれば頭痛が起きる頻度も少なくなると考えられます。また、ぬるめのお風呂にゆっくり入ったり、身体を温める食べ物を摂るなど、冷えにも気おつけてください。
 頭痛薬は交感神経を緊張させて身体を冷やしてしまうのです。筋緊張型頭痛の人にはこの頭痛薬は逆効果になります。よく薬を飲んでも頭痛が治らないと感じている人は、このタイプの頭痛だと思われます。薬物乱用頭痛にならないためにも、ぜひ1度鍼灸治療を試してはいかがでしょうか。

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