ここが知りたい健康情報   「疲れ目」
疲れ目
〆廼疚椶疲れる(重たい感じがしたり、頭痛がすることもある)
△瓩笋砲出たり、赤くなることもある
L椶乾く(ショボショボする、ゴロゴロする)
い發里かすんで見えたり、まぶしく感じる
ヌ椶痛かったりかゆかったりする
 これはドライアイの症状です。当院にも眼科でドライアイと診断されたという患者さんが多く訪れています。最近はパソコンやスマートフォンの普及によりドライアイの患者さんが増えたことも事実です。しかし先の症状の患者さんの全てがドライアイなのでしょうか?私はそうとばかり言えないと考えています。また、ドライアイと診断された患者さんも眼科で目薬を処方してもらうのではなく、自分で薬局から買って使っている人がほとんどです。
 仕事で長時間パソコンに向かっていたり、夜遅くまでスマートフォンを操作することなどで目の疲れを訴える人が増加しています。長時間歩くと足が疲れるように、ディスプレイを長時間見続けると目の筋肉も疲れてしまうのです。特にスマートフォンのような小さな画面をうつむきながら使い続けるのは最悪です。これがいわゆる VDT(Visual Display Terminal)症候群と言われるもので、別名テクノストレス眼症とも呼ばれています。
一時的な目の疲労は睡眠や休憩で回復しますが、このような眼精疲労では、睡眠や休憩をとっても回復せず、目の痛みやかすみが続いたり、頭痛や肩こり、ひどくなると吐き気やめまいに悩まされることもあります。
 また、VDT症候群では、視線がディスプレイ、キーボード、書類の間をひんぱんに移動したり、画面を集中して見続けることで、瞬きの回数が極端に少なくなるため、ドライアイになってしまうこともあるのです。ディスプレイの位置が高すぎると、目線が上向きになり、目を大きく見開くことになるので、涙液が蒸発しやすく、目が乾きやすくなるのです。
また、先の症状は過剰なストレスでも起こります。
ストレス反応には身体の二つのシステムが関係してきます。
 まず一つ目は自律神経系です。この自律神経は循環・呼吸・消化・発汗・体温調節、内分泌機能・生殖機能・代謝などの生きることに必要な機能を制御していて、交感神経(日中活動するときに働く神経)と副交感神経(リラックスしたときや夜眠っているときに優位になる神経)のバランスが大切になります。しかしストレスにより交感神経が優位になることで身体が傷つけられてしまうのです。
また、夜遅くまでスマートフォンを見続けることで、交感神経の興奮状態が続いてしまい、副交感神経へのシフトがうまく行かなくなってしまうことも問題です。
 二つ目はホルモン内分泌系です。大きなストレスが加わると副腎皮質からストレスホルモンと呼ばれるグルココルチコイドが大量に分泌されます。ストレスホルモンにはショックを和らげて脳や心臓をまもる作用があるのです。しかしストレス状態が長期間になると身体をまもるはずのシステムがさまざまな病気の原因になってしまいます。

■ストレスと東洋医学
 今までのコラムでもしばしば書いてきたように、西洋医学が身体と心を別々に扱ってきたのとは逆に、東洋医学は根底に「心身一如」という考え方で成り立っています。東洋医学こそ昔からストレスによる身体の不調を取り去る医療を行ってきたのです。暑さ寒さなどの環境因子、怒りや悲しみなどの心のあり方。総てが病気の原因なのです。ですから身体と心を含めた全体のバランスをとることを治療の主眼においているのです。脈を診て、12経絡の虚実を判断し、全体の調整を図ります。五臓六腑の状態は全て脈に現れます。脈の微妙な変化を観察しながら注意深く刺鍼することが重要になるのです。つまり、12経絡の調整を行うことで、現代医学的には自律神経・ホルモン・免疫の調整、血液循環改善、自然治癒力を高める治療をしているわけです。
 次に私が大切に考えていることが患者さんとのコミュニケーションです。患者さん自身が気づくことができずにいる心理的ストレスを見つけ出すことができれば、自律神経のバランスを崩してしまった原因が見つかるかもしれず、患者さんがそのことに気づくことで解決の手助けができるのではと願っております。
疲れ目は首や肩の凝りとして現れることもあります。首や肩の鍼、丁寧なマッサージは疲れ目を緩和し、身体全体が驚くほど楽になります。また、首・肩・背中のコリを取り去ることで、睡眠が深くなり、自律神経のバランスが整えられるのです。
 当治療院ではアイソトニックサウンドやリラシックサウンド、オルゴールや自然音などリラクシングミュージックをBGMに使うことで患者さんができるだけリラックスした状態で治療を受けられるように心がけています。

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