ここが知りたい健康情報   「生理不順(月経不順)」
生理不順(月経不順)
 女性の身体はとても複雑です。生理には、卵巣から出るエストロゲン「卵胞ホルモン」、プロゲステロン「黄体ホルモン」という2つのホルモンが関係しています。このホルモンは脳の視床下部というところでコントロールされています。(この視床下部は自律神経「交感神経・副交感神経」機能、内分泌機能を全体として総合的にコントロールしています。また、視床下部には、体温調節中枢、下垂体ホルモンの調節中枢、浸透圧受容器などがあります。)そのためストレスによる影響を受けやすく、そのどれかにトラブルが起きると、ホルモン中枢も影響を受けることになり、卵巣から出るホルモンバランスがくずれて生理が不順になったり、止まってしまったりするのです。

■生理不順の原因
‖僚展詐性生理不順
 ダイエットや摂食障害で体重が急激に減ると、ホルモンのリズムが乱れてしまい月経周期が乱れたり、さらに進むと無月経になってしまうことがあります。
▲好肇譽浩生理不順
 仕事や人間関係のストレスやショックなできごとがきっかけで生理周期が乱れたり、止まってしまうことがあります。ストレスを受けていることに気づけずに過ごしてしまうことも多いのが問題です。
スポーツ性生理不順
 激しい運動をつづけることで生理周期が乱れたり、生理が止まってしまうことがあります。スポーツ特待生などで競争の激しい人などで生理不順や無月経が見られることは頻繁にあるそうです。
け親杏埖
 運動不足によっても、生理不順は引き起こされます。慢性的な運動不足になると、筋肉量も低下し、ますます運動することがおっくうになってしまいます。筋肉は身体を動かす機能の他、血液を運ぶポンプの役割を持っているのです。そのため、筋肉が衰えると、血行不良の状態に陥り、血行不良になると、身体が冷え、自律神経のバランスが乱れ、その結果ホルモンバランスにも影響が及びます。結果、生理不順に陥るのです。

上に述べたように、生理不順は自律神経の乱れが大きな原因です。自律神経の乱れがホルモンバランスに影響してしまい、生理不順を初め数々の不定愁訴に悩まされることになります。
 今までのコラムで書いてきたように、鍼灸は自律神経の乱れやホルモンバランスの乱れを治療するのが得意です。ホルモンバランスも、自律神経も身体全体へのアプローチが必要です。西洋医学がピルなどを使って強制的に生理を起こすのに対して、鍼灸は根本から生理不順を治療することができるのです。
 当院にはピルなどで強制的に整理を起こす治療を受けている患者さんも来院しています。その方々が一律に訴えるのは、ピルを飲んでから身体がだるくて日常生活が辛いということです。ピルの代謝が肝臓で行われるからかもしれませんが、理由はよく分かりません。
 それでは当院ではどのように治療するかを述べさせていただきます。
まず、脈診を行いながら身体全体のバランスを整えます。この治療により自律神経やホルモンバランスが整えられるのです。次に卵巣や子宮の血液循環を促すツボに鍼を行います。この治療により卵巣や子宮が目覚めて活動し始めるのです。あなたが成熟した女性であり、更年期を迎える年齢に達してなければ生理不順は徐々に解消されることでしょう。
なお、日本ではあまり知られていないことですが、生理不順は、WHO(世界保健機関)において、鍼灸適応症の一つとして、その効果が公式に認められています。
 最近原因不明の生理周期の乱れや無月経が増えています。当治療院に来院される女性のほとんどが冷えに悩まされています。夏のクーラー、かかとの高いハイヒール、腰部や下腹部を締め付けるきついガードル、働く女性は冷えと戦っているのですね。そこにストレスが加わることでホルモンも自律神経も悲鳴を上げているのかもしれません。デリケートな女性の身体だからこそ鍼灸の穏やかな治療が正常な身体を取り戻す助けになるのです。生理不順は不妊症の大きな原因になります。
ゆったりした気持ちで治療を受けることで、生理周期も正常になり、将来的には順調な妊娠が約束されることでしょう。
 また、生理不順は肌の乾燥や吹き出物の原因にもなります。たとえ妊娠を希望されない女性であっても、生理周期の乱れは良くありません。ぜひ早めの治療をお勧めいたします。

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