ここが知りたい健康情報   「逆子」
逆子
 妊娠初期、赤ちゃんはまだ小さくて、羊水の中でお魚のように自由に動き回っています。妊娠中期に入っても、50〜70%の赤ちゃんは逆子だといわれています。妊娠後期になると、赤ちゃんの頭が大きくなり、逆三角形をした子宮におさまりやすいよう、頭を下にするようになるのです。

■逆子の原因
 はっきりとした原因はまだわかっていませんが、骨盤が狭い、前置胎盤、子宮筋腫などで赤ちゃんが頭を下になるよう回転できないという説。逆に、羊水過多で動き回りすぎて、頭を下にしたままでいられないという説。などさまざまに言われていますが、現段階では偶然にそうなったとしかいえないようです。
 逆子の出産は、頭が下の姿勢(頭位)に比べ、お産のときに頭が出にくく、へその緒が圧迫されやすいという危険があります。

■逆子の鍼灸治療
 昔から逆子には鍼灸が良く効くといわれてきました。妊娠28週くらいから始めるのがベストですが、34週くらいまでなら十分に矯正できる可能性があります。鍼灸は、子宮の血行を促し、腰部や下腹部の緊張を取り去り自然治癒力により本来あるべき姿に回復させてくれるのです。当治療院でも、1回の治療で逆子が治ったとのうれしい報告をいただいたこともあります。通常は当治療院に1度来院していただき、至陰(足の小指の外側)三陰交(うちくるぶしの上方指4本分)にマジックで印をつけることで、自宅でお灸をしていただきます。三陰交へのお灸は逆子が治った後も続けていただくことで、安産のお灸にもなります。
 先日来院された患者さんは、産婦人科で鍼灸を受けるように勧められたと話しておられました。副作用のない優しい東洋医学だからこそ薦めてくれたのでしょう。産婦人科で逆子と診断されたらぜひ試してみてはいかがでしょう。

■逆子体操
 逆子治しの体操には2種類あります。どちらもおしりを高く上げることで、赤ちゃんを骨盤からずらし、回転させやすくするのが目的です。
胸膝法 腹部をゆるめ、両膝をついておしりをできるだけ高く持ち上げます。15〜20分続けたのち、頭を上げないように注意しながらそのまま側臥位で寝ます。
ブリッジ法 あおむけに寝て、高さが30〜35センチになるように、おしりの下に枕や布団を入れます。この姿勢を1回10分間、1日2回行います。

 昔から床の雑巾がけは逆子を治すといわれています。また、動き回っている妊婦さんは出産が軽いといわれてきました。日に日にお腹が大きくなると動くのは面倒ですが、無理の無い範囲で運動を心がけましょう。

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