ここが知りたい健康情報   「寝違え」
寝違え
 朝起きたら、頚が痛くて動かすことができなくなってしまうことを「寝違え」といいます。これは病名ではなく、頚部周囲の靭帯や筋肉の急性炎症を一般的にそう呼んでいるわけです。寝ている間に頚から背中にかけての筋肉が過緊張状態になってしまったからで、頚を動かせないばかりか、無理して動かそうとすると、背中に痛みが走ることもあります。

■原因
寝ているときの無理な姿勢 枕や寝具が自分に合っていなかったり、ソファや椅子などでの不自然な姿勢で寝てしまうなど、首から肩にかけての筋肉の緊張状態が続き、それが限界に達したときに起こります。
強いストレスが続いたり、冷えや湿気でも誘発されることがあります。

■寝具
 人間は一晩に大体20回ほどの寝返りをしています。寝返りによって⇒体重によって圧迫された身体の部分の痛み・血行不良を和らげたり、レム睡眠とノンレム睡眠のスイッチを切り替えることで、規則的で安定した眠りを得ているのです。しかし、寝具が柔らかすぎると寝返りがしにくいため、回数が減りますし、寝具が硬すぎると同じ姿勢を保つことが苦痛になり、寝返りの回数が増えるのです。また、一晩にコップ1杯の汗をかいている人の身体。布団やベッドマットをこまめに干して、湿気がたまらないようにすることも大切です。
 次に枕の高さと素材です。人が自然で無理の無い姿勢で立つと、背骨が緩やかなS字状になります。頚の後ろの部分もカーブを描いており、眠りに就く時でもこのカーブを保つことが安眠のポイントです。大体6センチくらいの高さがいいと言われてますが、個人差があります。次に枕の素材ですが、柔らかすぎると頭全体が埋もれてしまい、体温を放出できず、熱がこもってしまいますし、硬すぎると頭が安定しないため寝つきが悪くなります。通気性が良く、顔が沈み込まない程よい柔らかさの枕を選ぶ必要があります。昔は枕といえばそば殻でしたが、デパートなどにはいろいろな素材のものが多く出回るようになりました。自分に合った高さと素材を選ぶためにも、ピローフィッターなどに相談してみるのもひとつでしょう。


■西洋医学的治療
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▲轡奪很投与
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■鍼治療
 寝違えは特に治療をしなくても1週間ほどで治ってしまうことが多いようです。しかし、痛みで頚を動かすことができず仕事に支障をきたしたり、数日しても症状が変わらなかったり、悪化するようならできるだけ早く治療することが大切です。
 最近治療ミスから症状が悪化して来院される患者さんが増えました。寝違えやぎっくり腰で治療を受けたら動けなくなってしまったというのです。マッサージをしてはいけない時期に強いマッサージをしたり、運動療法と称して無理やり動かしたことにより筋肉を傷めてしまったものと思われます。まず、素早く痛みと炎症を和らげるためにトリガーポイント(筋緊張点)への刺鍼を行います。腕や背中に軽い響きを感じることがありますが、直後に痛みがすうっと消えていくことが分かるでしょう。その後様子を診ながら軽いマッサージを行います。
 ストレスが続くと全身の筋肉が過緊張状態になります。昨日までなんでもなかったのに朝起きたら急に首が痛くなってしまうのは、寝具が合わないということだけでは説明できません。自分で気づかずにストレスを貯めてしまっていたのかもしれません。ぎっくり腰でも寝違えでも思い出してみるとその前に違和感があったはずです。寝違えやぎっくり腰になる前に、鍼やマッサージで日ごろの疲れを解消することが必要です。

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