ここが知りたい健康情報   「頚肩腕症候群」
頚肩腕症候群
 頚、肩、腕にかけてのこり、痛み、痺れなどがある状態を「頚肩腕症候群」といいます。頚椎は4〜6kgの頭を支え、脊髄を保護し、下垂している腕を上方へ引き上げる機能を担っています。しかし、支える筋肉が弱く、非常に不安定なのです。なで肩の人や、頚部周辺の筋肉の発育が悪い人、何らかの理由で頚椎に変形のある人、事故による障害、同一姿勢での作業、精神的ストレス、内臓の異常(関連痛)でも発生します。
 また、最近は1日中ディスプレイに向かって作業することが多く、眼精疲労が頚肩腕症候群として現れることも増えてきました。

■症状
〃曄Ω・腕の痛みや痺れ・冷感。
頭痛や肩こり・背中のこわばり。
めまい・眼精疲労・吐き気や胃の痛み。
そ乎耄歪祺次ι坩臓ΔΔ津傾向など多様です。

■治療
 西洋医学では、非ステロイド系抗炎症剤や筋弛緩剤などが処方されます。また、症状がひどい場合には、星状神経節ブロック、肩甲上神経ブロックなどが行われます。めまいや吐き気など精神的な要素が強い場合には、抗不安剤が投与されることもあります。

■鍼灸治療

 先にも述べたように頚肩腕症候群の症状は多様です。頚や肩のこりはもちろんのこと、自律神経失調症常態に陥っている人がほとんどです。まず、12経絡の虚実と、自律神経の状態を診察する目的で脈診を行います。脈診は手首の動脈に両手の3本の指(人差し指・中指・薬指)を当てて行います。私たちの身体には「経絡(線路)」という「気(エネルギー)」の通り道があり、その経絡を結んでいるのが「ツボ(駅)」です。「気」は「血」を動かす原動力でもあり、気が滞れば血も滞るので、ツボを刺激することによって気血の流れをスムーズにし、12経絡の調整を行います。現代医学的に言うと、自律神経・ホルモン・免疫の調整、血液循環改善、自然治癒力を取り戻す目的で刺鍼するわけです。
 次に頚から肩・背中にかけての鍼と丁寧なマッサージを行います。椎骨動脈の圧迫でめまいが起こったり、肩や背中の硬結で吐き気や胃の痛みが起こるのです。つまり頚・肩・背中のこりを取り去ることで全身常態を改善することができるわけです。
 当治療院ではアイソトニックサウンドやリラシックサウンド、オルゴールや自然音などリラクシングミュージックをBGMに使うことで患者さんができるだけリラックスした状態で治療を受けられるように心がけています。

■頚肩腕症候群の予防

.僖愁灰鷓邏箸任錬瓜間に10分くらいは休憩して、頚や肩の軽い運動をしてこわばりをほぐしましょう。
△風呂にゆっくり入ったり、ドライヤーなどで肩や背中を温めることも有効です。
 日本人は世界一肩こりの人の割合が多いと言われています。なで肩の人が多く、筋力も弱く、まじめで心遣いが細やかだからかもしれません。肩こりがひどくなると、悪循環に陥ってしまい、自律神経失調症や不眠症に悩まされることにもなりかねません。忙しい毎日を上手にやりくりして、自分なりのリラックスタイムを取り、慢性頚肩腕症候群を防ぎましょう。
 当治療院はそんなあなたのリラックスタイムをサポートし、病気へのリスクを無くすお手伝いをいたします。

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