ここが知りたい健康情報   「冷え性(冷え症)」
冷え性(冷え症)
 女性が集まると「このごろ腰や手足が冷えるのよ」という話題になります。けれど、病院で冷えを訴えても、ほとんどの場合、自律神経失調症か気のせいと治療の対象外にされてしまいます。しかし、「冷え性」は、東洋医学的には立派な「冷え症」なのです。

■冷え性とは?
 普通の人が寒さを感じない温度でも、手足や下半身など身体の特定の部位が冷えて辛いことをいいます。単に冷えるという症状だけでなく、悪化すると頭痛、めまい、のぼせ、むくみ、便秘、下痢、生理痛などのさまざまな症状を引き起こすこともあるので早めの改善が必要です。

■冷え性の原因は?
 西洋医学的には自律神経の乱れがその原因とされていますが、東洋医学的には身体を温めるエネルギー(陽気)が不足していると考えます。それではなぜ(陽気)が不足するのでしょう?
生活習慣の乱れにより自律神経のバランスを崩してしまう。
運動不足で便秘気味
食生活が偏っているか、ダイエットしている。
皮下脂肪が多い(脂肪は一度冷えると温まりにくい)
更年期障害
出産後や月経量過多で貧血気味
体質的な冷え症

■冷え性(冷え症)の鍼灸治療
 私たちの身体には「経絡」という「気(エネルギー)」の通り道があり、その経絡を結んでいるのが「ツボ」です。「気」は「血」を動かす原動力でもあり、気が滞れば血も滞るので、ツボを刺激することによって気血の流れをスムーズにすることができます。つまり血液循環の改善と自律神経のバランスをとる治療を行うわけです。
 代表的なつぼは、三陰交(さんいんこう)、湧泉(ゆうせん)、大椎(だいつい)、血海(けっかい)、命門(めいもん)、天枢(てんすう)などで、つぼの反応を診ながら適宜選択します。また、ソフトなマッサージおしてもらうことで身体がぽかぽかしてとても良い気持ちになれればリラックス効果も増すことでしょう!
 当治療院ではアイソトニックサウンドやリラシックサウンド、オルゴールや自然音などリラクシングミュージックをBGMに使うことで患者さんができるだけリラックスした状態で治療を受けられるように心がけています。

■冷え症の予防
自分にあったリラックス法を見つけ、上手にストレスを解消しましょう。
タバコを吸うと血管が収縮して血液循環が悪くなるので要注意です。
身体を温める食物を摂取する。一般に根菜類は身体を温めますし、北国で取れた野菜はより身体を温める効果があります。また、にんにくや生姜やねぎなどの薬味や、唐辛子などを上手に使いましょう。水分や果物の取りすぎは身体を冷やします。
きついガードルや締めつける下着は下半身の血行を悪くします。特に睡眠中はできるだけ楽な大きめの下着を身に着けましょう。また、化繊は身体を冷やすので、絹や木綿などの自然の繊維を選びましょう。なお、足が冷えるからといって靴下を履いて寝ることはいけません。どうしても靴下がないと足が冷えて眠れない人は、木綿やウールなど天然繊維の大きめの靴下を選びましょう。
熱は筋肉が動くことにより作成されます。また、筋肉は血液を心臓に戻すポンプの役目も持っています。女性は男性に比べ筋肉量が少なく、その分脂肪が多いのが冷えの原因の一つです。ダイエットのためにも、冷え症を予防するためにも、適度な運動をして筋肉量を増やしましょう。
ぬるめのお風呂にゆっくり入りましょう。心臓への負担を考え、お湯は胸の高さにしましょう。気に入った入浴剤を使うのも楽しさを演出してくれますね。また、足浴も冷え症改善の効果が期待できます。

冷えは病気の原因になるばかりではなく、乾燥肌の原因にもなります。自分に合った解消法を身につけ、冷えと「さよなら」しましょう!

ここが知りたい健康情報へ

ホームへ


Copyright (c) 2003 高原治療院 All rights reserved.
inserted by FC2 system