ここが知りたい健康情報   「健康あれこれ」
健康あれこれ
 昨今は今までにないほどの健康ブームです。テレビをつけると健康食品やサプリメントのCMばかりですし、いわゆる健康番組も大流行です。また、ダイエットに関する番組や広告もどんどん増えています。○○がいいといえばあっという間にスーパーの棚が空っぽになってしまうし、冗談ではなく健康のためなら死んでもいいというほどです。溢れる健康情報の中から、自分に合った健康食品やサプリメントを選び、食事や運動も無理をせずに楽しくできたらいいですね。
今回は健康に関する話題をいくつか取り上げてみました。参考になれば幸いです。

■かぜ薬にはかぜを治す効果はありません
 かぜを引いたときみなさんはどのようにしてますか?市販薬を飲む。いやいや、市販薬より病院の薬のほうが効き目が強そうだからすぐに病院に行く。などでしょうか?確かに「かぜを引いたら○○」といかにもそれを飲めばすぐに治るようなイメージのCMが多いですね。忙しい昨今、ゆっくり休んで治す余裕はないということも現実です。しかし、残念ながらかぜ薬にはかぜを治す効果はありません。かぜはライノウイルスやコロナウイルスなどウイルス感染によって発症する病気です。けれど、かぜウイルスを退治する薬は一つも開発されていないのです。
 それではかぜ薬は何をしているのでしょう。熱を下げたり、鼻水を止めたり、せきを沈めたりと一時的ですが症状を抑えてくれているのです。それは市販薬でも処方薬でも同じです。ですから、どうしてもはずせない用事があるときだけに使用するようにしてください。熱は免疫を高めてウイルスを退治するための反応です。具合が悪いのは身体を休めて早く治そうとする仕組みです。下手にかぜ薬を飲むことで症状が抑えられ、無理をすることになってしまうことのないようにしたいものです。
 かぜで病院に行くと抗生物質が処方されることが多いと思います。しかし抗生物質は細菌には効果がありますが、上にも述べたようにかぜはウイルスにより発症するものですから全く効き目はありません。それどころか抗生物質の乱用によって耐性菌を生み出すことにもなりかねません。くれぐれも安易に抗生物質を使うことのないように注意したいものです。

■擦り傷はどうすればいいの?
 転んで傷ができたとき消毒をして絆創膏を貼るというのが今までの常識でした。しかし今やその常識は通用しません。というより、完全に間違っているのです。擦り傷ができると皮膚から浸出液が出ます。この浸出液には組織を再生させるのに必要な細胞や成分がたくさん含まれているのです。消毒をしてしまうと、ばい菌だけではなく治癒に必要な細胞や成分までを殺してしまい、治りが遅くなってしまうのです。
 それでは擦り傷ができたときにはどうすればいいでしょう。まず、泥やゴミを洗い流すために、傷口を水道水を流しながら洗います。その後ラップで覆い傷が乾かないようにします。乾いてかさぶたができることが傷跡が残る原因になっていることが確かめられています。
今でも毎日ガーゼを取り替えるために通院するように言う医師もいますが、時代遅れというしかありません。

■脳卒中を起こしたら
 脳卒中のとき、昔はとにかく動かさないことが鉄則でした。脳の中のこと、はっきり言ってどうすることもできなかったのです。しかし今では医療技術が飛躍的に進歩しています。
 脳梗塞では発症後3時間が勝負です。脳梗塞が起きると拘束された欠陥が支配する脳の領域がどんどん壊死してしまいます。血栓を溶かす薬を注射することによって詰まってしまった血管を再開通させることにより「t−PA治療」脳細胞の壊死を最小限に抑えることができます。その「t−PA治療」が発症後3時間以内という制約があるのです。ですから発作後できるだけ速やかに病院に搬送することが必要です。
 なお、脳梗塞の発症リスクが高いのは夏です。大量の発汗によって血液の粘性が高まり詰まり易くなるのです。脱水症状にならないようこまめに水分を摂るようにしたいものです。
脳卒中が起きたときの対応は?
頭を高くしないで適当な場所に静かに移します。意識が無い時に頭を高くすると、首が前方へ曲がってしまい、舌が喉の奥の方に落ち込んでいき、呼吸がうまくできなくなります。
救急車を呼びます。そのときできるだけ詳しく現在の状態を伝えます。
どんなに軽い脳卒中でも入院が原則です。できれば脳卒中専門病院が望ましいのです。一般病棟に入院した患者さんと、脳卒中集中治療室に入院した患者さんの予後が大きく違うことが分かっています。

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